【工事内容】

施工フロー

1. 準備工(組み立て)

定尺で搬入された伸縮装置を1日あたりの施工数量分、組立します。接続部分にはブチルゴム、コーキング等でシールし設置後の漏水を防止します。

 

2. カッター工

図面に基づき、所定位置にマーキングを行い、カッターを入れます。カッターは舗装厚部分のみ挿入し、床版等に損傷等を与えないように慎重に行います。また、舗装部並びに床版部に異常が確認された場合は、監督員と協議の上、指示に従い作業を行います。

尚、地覆部手前のコンクリートカッターで切断できない部分は、ハンドカッターで切除します。

2.カッター工PH

3. 既設伸縮装置及び既設コンクリート撤去工

①車道部・歩道部 撤去方法:ブレーカー等を用いて撤去
既設コンクリートはブレーカーにて粗撤去をし、仕上げ撤去はチッパーで行い、所定深さまで行います。仕上げは既設コンクリートの脆弱部や浮石等が残存していないことを確認して完了とします。
既設伸縮装置である鋼製フィンガージョイントの撤去については、ガス切断にて撤去します。

図面1

②地覆部 撤去方法:ブレーカー等を用いて撤去
地覆部にも伸縮装置を設置するため、既設の地覆を撤去します。撤去はブレーカーを用いて行います。撤去深さは地覆の高さ寸法と車道用伸縮装置が設置できる寸法を合せたものとし、脆弱部や浮石が残存しないように行います。

図面2

3.既設伸縮装置及び既設コンクリート撤去工PH13.既設伸縮装置及び既設コンクリート撤去工PH23.既設伸縮装置及び既設コンクリート撤去工PH3

4. 伸縮装置設置工

既設舗装との平坦性並びに床版遊間との直線性に留意して行い、既設床版鉄筋と伸縮装置とを段取鉄筋で繋ぎ、溶接して仮固定とします。

伸縮装置仮設置後、箱抜底部(床版面)に穿孔を施し、コンクリートアンカーを打ち込みます。

伸縮装置スタッド筋・通し鉄筋・差し筋の接点部分を溶接して固定します。溶接完了後、通し鉄筋より上部に突出している差し筋をガス切断器で切断します。

伸縮装置設置完了後、吊りアングルを外し、遊間固定用のフラットバー、サイドアングルをハンマー等で叩いて撤去します。また、サイドアングル撤去後の未塗装部分をタッチアップ塗装します。

タッチアップ完了後、伸縮装置本体の上面(路面に露出する面)に養生テープを貼り、遊間部にコンクリートが入らないように養生を施します。箱抜内部は、鉄筋屑やコンクリート片、ゴミ等が残存していないか確認し、エアーブロウ等にて清掃を行い、打ち水を行い打設準備とします。

4.伸縮装置設置工PH

5. 超速硬コンクリート打設

伸縮装置設置完了後、超速硬コンクリートを打設します。超速硬コンクリートの練混ぜは、強制練りミキサーを使用して現場にて配合・練混ぜを行います。

スランプ試験を行います。(12.0cm±2.5㎝/供試体3本採取)

打設は、練り上がった超速硬コンクリートを速やかに箱抜部へ打ち込み、バイブレーターでよく締め固めを行い、木コテ等で粗仕上げを行います。表面養生剤を散布し金コテで表面仕上げを行います。

特に車道部と地覆部の境界はコンクリートが回りづらいので入念に締め固めます。

5.超速硬コンクリート打設PH

6. 養生

7. コンクリート圧縮強度試験

3時間養生後、簡易圧縮試験機にて24N/mm²以上を確認し、交通規制の解放をします。

7.コンクリート圧縮強度試験PH